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外資系エアライン グランドスタッフ

外資系エアラインのグランドスタッフ採用事情

 日本に乗り入れている外資系エアラインのほとんどは、空港での旅客ハンドリング業務を日本の旅客ハンドリング会社に業務委託している。また、一部の外資系エアラインではグランドスタッフを自社採用している。つまり、外資系エアラインのグランドスタッフを目指す人には、①外資系航空会社に応募する、②日本の旅客ハンドリング会社に応募して外資系エアラインの担当になる、の2通りの方法がある。

 

 しかし、外資系エアラインが自社採用するグランドスタッフは、多くの場合「インチャージ(責任者)」としてごく少数が空港で働いており、採用されるチャンスも少ないのが現状。例えば中国系の航空会社はときおり就航地ごとに日本人グランドスタッフを募集しているが、「1名」や「若干名」などと募集規模が小さい。また、募集対象が業務経験者であることも少なくない。

 

 そこでおすすめなのが、②の、ANAやJALなど日本の航空会社が設立した旅客ハンドリング会社(ANAグループの場合は空港地上支援会社のグランドスタッフ)に入社して、外資系航空会社を担当するという方法。外資系エアラインでは旅客サービスをこうした旅客ハンドリング会社に業務委託していることが多い。そうしたエアラインは1日に1~3便程度を運航している会社が多く、そのためだけに自社でグランドスタッフを採用するのは効率が悪いからだ。他にもANA系、JAL系ではないCKTS㈱や空港ターミナルサービス㈱、スイスポートジャパン㈱などが外資系エアラインの旅客ハンドリングを受託しており、年に数回新卒・既卒ともに採用している。

 

自社採用では高い英語力が必須条件

 主要空港の旅客ハンドリング会社では、多いところでは20社以上の外資系エアラインの旅客ハンドリングを受託している会社もある。ただし、旅客ハンドリング会社では、入社後配属先が決まるので、必ずしも外資系エアラインの担当になれるわけではないことを覚えておこう。

 

 なお、①の外資系エアラインによる自社採用の場合、新卒者が募集されることは少なく、多くの航空会社が既卒者を募集。航空業界経験者やグランドスタッフ経験者は、即戦力になるためさらに優遇される。また、外資系エアラインでは外国人のスタッフや外国人の旅客と接する機会が多いので、高い英語力があることが必須条件となる。

 

 外資系エアラインのグランドスタッフは、主に各社のウェブサイトで募集が発表される。注意しなければならないのは、募集の際の職種名が「Ground Staff」のほか「Special Service Agent」「Passenger Service Agent」「Airport Staff」など会社によって異なること。求人を見逃さないようご注意を。

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