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エアカラン 大河内 菜穂さん - 航空業界専門の求人サイト「航空人WEB」

エアカラン 大河内 菜穂さん

 

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1983年、ニューカレドニアのフラッグキャリアとして設立。2000年にヌメア=大阪線を、 2003年にヌメア=東京線を開設。現在は成田発着の日本線を週3日、A330-900にて運航している。“天国に一番近い島” までは8時間半のフライト。

 

 

Photos by Fukazawa Akira Text by AIRLINE

月刊エアライン2023年2月号(12月28日発売)より転載

imatoki37 001チェックインカウンターではハンドリングスタッフのサポートをしながら、チェックイン全体の流れが円滑に進むように指揮を執る。

フランス語を活かすため空港へ

もともと旅行が趣味で空港が好きだったこともあるのですが、第一には大学で勉強したフランス語を活かせる仕事がしたかったため、フランス系のハンドリング職を志望しました。

 

成田空港のハンドリング会社にて、エールフランス航空やK L Mオランダ航空、エアカランにおけるチェックインや、ゲート業務、アナウンスなどを担当し、その後、エアカランに入社。以来、成田空港の旅客サービスを担当しています。フランスからのお客様が大変多いので、日常的にフランス語でコミュニケーションをとる機会があります。

出発便を円滑に送り出すために

旅客サービスは、チェックインやゲート業務が円滑に進むように指揮を執る、スーパーバイザーの役割を担っています。通常の業務はハンドリング会社のスタッフが担当していますが、トラブルやミスコミュニケーションがあった際に、フランス語などで対話をしながら問題解決にあたるのが私の仕事です。

 

入国やトランジット(乗り継ぎ)のための必要書類が足りなかったり、航空券に関する問題が生じたりした場合には、ヌメアの本社に連絡するなどして確認をとったうえで、きちんとルールを説明してお客様に理解していただきます。

 

現在、成田とヌメアを結ぶ便は週3回、12時25分発のSB801便が運航されています。私はそのヌメア行きの出発便を担当することが多いので、6時45分に出社後、オフィスで予約を再チェックするなどのプレパレーションを行ない、ハンドリングのスタッフとブリーフィングを実施のうえカウンターに入ります。

 

出発の2時間ほど前にはクルーがショーアップするので、今回のフライトにおける変更点や特別な注意点などを口頭で伝え、チェックイン終了後は搭乗ゲートで出発までを見守ります。

圧倒的なトランジット利用率

エアカランの特徴のひとつに、他の航空会社と比べてもトランジット利用が非常に多い点が挙げられます。シーズンにもよりますが、乗客の半数以上がトランジットでの利用です。これは、フランス領であるニューカレドニアとフランス本土間で、知人や家族訪問を目的とした旅行が多いことが関係しています。

 

そのため、出発便の担当といえども、その便と接続するフランスからの到着便のことにも気を配る必要があります。到着便の遅延や書類不備で乗り継げないというケースが発生した時には、次のタイミングで乗り継げるように手配したり問題を解決したりします。

 

さらにコロナ禍では、体調不良のお客様への対応にも苦心しました。時には希望する便にご搭乗いただけない場合もあります。こちらとしてもつらい決断ですが、お客様の安心と安全運航に関わることですので、誠心誠意対応しています。

 

imatoki37 002業務で日常的に使用するトランシーバーと、ハンドリング時代からの経験が詰まったお守り代わりの「あんちょこ(虎の巻)」。

入り口は飛行機だけではない

航空業界は、自分が好きなことや身につけたスキルを活かせる職場です。飛行機が好きでしたら、飛行機のことをたくさん知ることができますし、私のように語学が入り口の人もいるでしょう。

 

お客様との異文化コミュニケーションに加え、バゲージ、整備、乗務員、セキュリティなど様々な職種の方ともコミュニケーションが取れるところも魅力です。

 

飛行機を飛ばすために働いているのは、航空会社だけではありません。 航空業界に触れてみたいと思ったら、実際に空港に足を運んでみてもいいかもしれませんね。様々な業種の方が関わっていることが実感できて、さらなる興味を広げられるのではないでしょうか。

編集後記


乗客のほぼ半数がフランス語話者というエアカラン。ニューカレドニアの島民中心にフランス語オンリーの乗客も多いため、フランス語でのコミュニケーションスキルは必須とのことでした。イレギュラーな事態に活躍の場が多い「旅客サービス」という仕事について、プレッシャーはありませんか?と聞いたところ、「楽しい仕事をさせてもらっていると思います」と答えた大河内さん。「ウェディングや旅行などの記念の旅に選んでいただけるのも、エアカランで働いていて嬉しいところです」と満面の笑顔でした。

今回お話をうかがった方

エアカラン
旅客サービス 成田空港支店
大河内 菜穂さん

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大学卒業後、得意なフランス語を活かして成田空港のハンドリング会社に就職。エアカランなどフランス系航空会社のハンドリングを担当したのち、2017年エアカラン入社。以降「旅客サービス」としてハンドリングのスーパーバイズを務める。

 

【プライベート】

海外には十数か国旅行歴あり。ニューカレドニアには、エアカラン入社前に旅行で訪れ、離島や海の美しさに感嘆。

 

【座右の銘】

La nuit porte conseil 夜は答えを運んでくる

     

 

 

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