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日本航空株式会社 南 仁さん - 航空業界専門の求人サイト「航空人WEB」

日本航空株式会社 南 仁さん

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航空業界で輝くプロフェッショナルの言葉をとおして、様々な職種や職場のカラーなど航空業界の魅力をご紹介。

今回ご登場いただくのはJAL人財戦略グループの南 仁さん。

柔軟な働き方でライフ・ワーク・バランスをとりながら仕事も家事もエネルギッシュに楽しんでいます。

photographs by Akira Fukazawa

月刊エアライン2019年2月号(2018年12月29日発売)より転載

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Q. 仕事内容を教えてください

 勤務体系はフレックスです。8時から出社する日もあれば、10時頃出社する日もあります。毎日おおむね18時には退社します。また、テレワークも活用していますので、出社せずに自宅で勤務することもあります。

 妻と4歳の娘の3人暮らしなのですが、客室乗務員の妻は週の半分ほど不在なため、日々の家事や育児をしていくうえで、これらの柔軟な働き方はとても理想的です。

 ※ 情報通信技術を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方。

Q. 日頃どういったことを心がけて業務にあたっていますか?

 まずは、物事を計画的に進めるよう心がけています。職場でのイレギュラーも当然ありますが、特に育児をしていると子供が熱を出してしまった、などの突発的なアクシデントが発生しがちです。そういった不測の事態にも対応できるように、仕事は常に前倒しで進めるように心がけています。

 また、限られた時間を有効に使うためにも「パレートの法則」を念頭に置いて働いています。これは全体の数値の大部分(80%)は、全体を構成するうちの一部の要素(20%)が生み出しているという理論です。

 80:20の法則とも呼ばれ、色々な分野で取り入れられているのですが、私としては「8割ぐらいの出来の資料で関係者に見てもらい、意見をもらって残りの時間で修正し10割に近づけていく、最小限の時間で最大の効果を生み出す」セルフマネジメントとして解釈しています。

 仕事をする中での手間暇は大切なものですが、度が過ぎてしまうと却ってバランスを欠くものです。今まで手間暇をかけすぎていた部分の考え方を変える、というのも働き方を変えるうえで必要なことだと考えています。

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Q. 仕事のモットーを教えてください

 座右の銘にも挙げているのですが、JALフィロソフィの中にある「人間として何が正しいかで判断する」という言葉を意識して働いています。この「正しさ」とは状況によって変化するものですので、判断が難しい場面も多くなります。だからこそ、常に意識して行動するようにしています。

 また「早く帰る」というのも、よりよい職場環境のために必要なことではないでしょうか。平日の家事がいかに多く大変か、自分で受け持つようになってはじめて実感しました。夫婦の間で家事をより平等に分担できるようになれば、女性はキャリアを選べるようになり、労働力不足解消や社会福祉の発展にもつながると思います。そのための第一歩として、特に男性が「早く帰る」ことを実践できればいいですね。

Q. 今後の目標を教えてください

 来年、2人目が生まれる予定です。妻は出産後の復職を希望しているので、保育園への子供の送り迎えなどはまた私が担当します。家族が増えたあとの新しい生活が待ち遠しいですね。

Q. 航空業界を目指す学生さんへ

 まずは飛行機が好き、という気持ちが大切だと思います。その思いは航空業界で働くうえでのモチベーションになります。

 JALでは、社員が多様な状況に応じて柔軟に働くための制度設計を推進しており、自らキャリアを選んで築いていける環境が整っています。各々違った価値観や事情を抱えているかと思いますが、あまり不安にならず、期待を持って希望の進路に進んでいただけたらと思います。

今回お話をうかがった方

日本航空株式会社
人財本部 人財戦略部 人財戦略グループ
南 仁(ひとし)さん

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2008年JALに入社。2013年より、人事システムを管理する現部署に配属。


【リフレッシュ方法】
とにかく寝ること。心身の健康を保つためにも、毎日コンスタントに睡眠をとることが大切。子供を寝かしつけながら一緒に眠ってしまうことも。


【座右の銘】
「人間として何が正しいかで判断する」

(JALフィロソフィ 第2章「正しい考え方をもつ」より)

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