航空機関連メーカー
主な仕事内容
日本には航空宇宙関連メーカーが約140社あると言われている。そのほとんどが民間旅客機ではなく防衛関連か宇宙衛星、あるいは両方を扱う会社で、民間旅客機を専用に扱っているのはMRJを製造している三菱重工業㈱を中心に設立された三菱航空機㈱のみだ。
ただし、各メーカーは、ボーイング社やエアバス社などの航空機メーカーと共同開発事業をおし進めており、エンジン、航空機の内装、ギャレー、コクピットの計器、旅客機に必要不可欠な細かい部品など、航空機の製造に携わっている。
航空機関連メーカーで働くには
航空宇宙関連メーカーのたとえば重工業系の大手では、定期的に新卒者の募集をしているが、必ずしも航空宇宙部門に配属されるとは限らない。その他の航空宇宙関連メーカーの採用状況は、現時点で「未定」としている会社が多い。
応募資格に関してはとくに学部は明記されていないケースが多いが、技術系の専門学校、高等専門学校、理工系の学部や大学院修士課程を卒業あるいは修了していることが求められ、さらに理系の大学ならどこでもよいというわけではなく、指定大学があったり、教授推薦が必要だったりする場合が多い。
ただし、旅客機の部品を製造している製造会社では、未経験でも採用をしていることもある。この場合は、入社後に現場で製造技術を習得するかたちとなるので、挑戦したい方は応募してみるとよいだろう。