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航空貨物

航空貨物

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主な仕事内容

航空機に載せられる貨物は、法律に定められた規則に沿って取り扱われる。ひとくちに貨物を運ぶといっても、単に商品を運ぶだけでなく、貨物が航空機に積まれる前に積荷目録を税関に提出、航空運送状の内容と貨物内容の照合など、さまざまな手続きと専門知識が必要になる。

 

さらに貨物の種類も、冷凍・冷蔵貨物、危険物、貴重品、生体など、それぞれ扱い方が異なるため、それに合った知識と配慮が必要になる。多いときには1日に100 〜120 便分の貨物を取り扱うこともある。出発地から搭載した貨物を、依頼者にきちんと引き渡すまでのひととおりの作業が、航空貨物スタッフの務めなのだ。

 

航空貨物運送会社の仕事の中で、もっとも重要な作業のひとつが貨物の計量だ。貨物はいったんULD(コンテナ)と呼ばれる貨物搭載用具に積み込まれ、航空機に搭載される。この計量を間違ってしまうと、安全運航に支障をきたしてしまうことになりかねない。

 

到着した貨物をULDから取り卸し、貨物の個数や状態をチェックする「ULDブレークダウン」と呼ばれる作業や、利用客に貨物を直接引き渡す「搬出カウンター」の作業も航空貨物スタッフの仕事だ。配属される部署によって行う業務は異なるが、いずれも安全性と確実性が求められる責任ある仕事だといえる。

 

なお、現場で搭載業務や貨物の計量などの業務を担当している空港ハンドリング会社において、企業概要に「航空貨物取り扱い」とあれば、航空貨物部門があると考えてよいのでチェックしていくとよいだろう。

航空貨物スタッフに向いている人

貨物を安全、確実かつ迅速に取り扱うためには、貨物の依頼者の観点を持ちつつ、関係各社、各機関との調整も上手にこなしていかなければならない。そのため、さまざまな場面においての対応力が求められる。貨物航空運送会社の人事担当者の話では、「バランス感覚に富んだ性格で、柔軟性と創造力を持ち合わせた人」に入社してもらいたいという。

 

航空貨物スタッフになると、計量や税関に関することなど細かい作業も任される。どんなことに対しても注意深く取り組める人が向いているだろう。また、交替制勤務になるので、体力があることも基本条件のひとつだ。

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