空港館内案内スタッフ

空港インフォメーションカウンターで旅行者からの問い合わせに親身になって対応するのが、空港館内案内スタッフだ。カウンター内だけでなく、空港内を巡回して、困っている来港者の対応をするのも案内スタッフの役目。空港館内案内スタッフは空港で一番お客様に身近な存在といえるだろう。

大きな国際空港では、空港のインフォメーション業務につくスタッフを採用している。ただし、採用方法が空港によってさまざまだ。成田国際空港や関西国際空港、羽田空港などでは、インフォメーション業務を担当するスタッフを採用している。

成田国際空港では、空港ターミナルサービス㈱や(一財)成田国際空港振興協会などが案内業務を受託し、「インフォメーションスタッフ」という名称で成田国際空港の新卒・既卒の案内業務スタッフを採用している。

関西国際空港では、CKTS ㈱がインフォメーション業務スタッフである「かんくうアイパル」を採用。成田国際空港では、空港ターミナルサービス㈱が案内業務を受託し、「CS スタッフ」という名称で成田国際空港の新卒・既卒の案内業務スタッフを採用している。

日本でもっとも利用客数の多い羽田空港では、空港ビル会社である日本空港ビルデング㈱が、スタッフを募集している。

このようにインフォメーション業務スタッフは空港管理会社が採用していることが多いのだが、各空港によって状況は異なる。また、地方空港などの小さな空港ではあえて採用を非公表にしているケースも。